ささやかな喜び パート1

よく行く店がある。
夜、中学生ぐらいの女の子が店番をしている。
お母さんは笑顔でフレンドリーだが、
その娘はいつも無愛想。
ほとんど言葉を交わさない。

でも、日本から戻り、
その店に行くと、
その女の子が言ってきた。
「サバイディー(こんばんは)」と。
さらに、「日本人なの?」と。

初めて彼女が話しかけてきたのに驚いた。
そして、僕は拙いラオス語で聞いた。

「今日、僕と話すんだね。なんで?」と。

そしたら、「別にいいじゃん」と言われた(気がする)。

いつも無愛想な子が話しかけてきた。
ちょっと嬉しくなった。